落とし物を交番に届けた

早く目覚めたので朝6時外に出てみた。日の出直線の素晴らしい空を見ようと多摩川まで行こうとしたところ、家の前にあるイチョウが大量に葉を落として通路が真っ黄色になっている中に、パスケースが落ちているのを見つけた。

拾ってみると中にはクレジットカードと千円札が入っていた。昨晩落としたのだろう。どうせそこの住人の落とし物だと思い、その人の自転車のサドルの上に置いておいた。

暫く散歩して戻ってくると、パスケースは駐輪スペースの隅に置かれていた。この自転車の持ち主ではなかったようだ。

仕方ないので蒲田駅前西口交番に届けたが、「落とし主に戻ればいいよね」と聞かれて「はい」と答えると、拾った場所と時刻だけ口頭で聞かれ、「あとは書類作っとくから」と言われて終わった。名前も住所も連絡先も聞かれなかった。蒲田は治安が悪いので忙しくてこんなの対応してられないのな、と感じた。ホントに拾得物として登録されたのか不安になる対応だった。いや前向きに考えると、カード会社から本人には連絡行くから間違いなく本人の手に戻ると確信してお互いに無駄な手間を省いた対応だったのかも。今後も落とし物届けたときはこれぐらい簡単ならいいかもしれない。

無事届くことを祈る。